リモートかつ時差がある場合の朝会について

先週から今週にかけて、チームにおいて以下のような問題が発生した。

問題1

1人のエンジニア(自分とは別拠点, 時差あり、外国人)が一つのタスクを3日以上続けている。タスクの内容としては3日はかかりすぎ。状況を確認してみると、こちらが指定したデザインを実装する方法が見るからずトライ&エラーを繰り返していたとのこと。別のデザインで対応することとしてクローズ。途中で進捗確認をしていたらすぐに方向転換できた。

問題2

1人のエンジニア(自分と同拠点, 外国人)が一つのタスクを5日ほど続けている。彼にとって難しい作業なのは承知済なので、多少時間がかかるのは折り込み済。5日経過したところで、「リモートのエンジニアに相談してみたら?」と言ったところ、すぐに解決。途中で進捗確認をしていたらすぐに解決していた。

対処方法の検討

なんで3日も5日もタスクを放置するのか、という突っ込みがあると思うが(誰から?)、今のチームは自分がプロダクトオーナー(的)かつスクラムマスター(的)という体制になっており、タスクの進捗確認の時間がとれていないためである。なぜそうなっているかといえば人がいないからである。これについては会社として人を増やす方向に動いてくれているので時間の問題ではある。

www.ryuzee.com

というわけでこんな問題が起きているので、やはり無理やりにでも時間を作って朝会的なものにより問題を早期に把握せねばと思った次第。で、朝会について調べてみると、大抵、朝一で立ったまま全員が集まってやるのがいいよ的なことが書いてあるのだが、無理である。時差があるのである拠点では朝でも別の拠点では朝ではない。また、国籍が異なるエンジニアということもあり、口頭でのコミュニケーションが盛り上がらない。「問題ある?」と聞いても「問題ない」と返ってくることが多い。

blogs.itmedia.co.jp

日本語の情報を調べてもあまりよい記事が見当たらなかったので、英語で探してみるとDayly Cafeなる方法があるようである。

blog.agilityscales.com

面白いが、今のチームでは成立する気がしない。

考えた結果、今のチームの場合は次の方法でやってみようと思う。

  1. 日本の朝で自分とゲートウェイエンジニアで朝会を行う (10:00)
  2. 日本のゲートウェイエンジニアとリモート現地エンジニアで朝会を行う (リモート拠点の8:00) 。内容をゲートウェイエンジニアから報告してもらう。

問題は自分が顧客訪問等で会社にいない場合だ。Slack等を使うしかないと思うが、このあたりにプロダクトオーナーとスクラムマスターの兼任に限界を感じる。